上場会社の株式を相続する場合、相続税評価額はどのように調べれば良いのでしょうか?こちらのページでは上場株式の相続税評価額の調べ方と計算方法についてご説明します。相続財産に株式が含まれている場合は参考にしてください。
上場株式の相続税評価額は以下の4つのうち最も低い価額となります。なお、最終価格とは、その日の最後についた取引価格のことです。
なお、上場株式が複数ある場合は株式ごとに最も低い金額で評価します。全て同じ時期で評価する必要はありません。また、株式によっては円未満の端数がある場合もありますが、円未満は切り捨てとなります。
被相続人が亡くなったのが6月15日で、株価が以下のとおりであったとします。
このような場合、4つの価格のうち最も低い価格は3,900円ですので、1株あたり3,900円で評価します。株式を1,000株保有していた場合は、3,900円×1,000株=3,900,000円となります。
相続が発生した日が土曜、日曜、祝日の場合は、市場が休場しているため最終価格がありません。このような場合は相続が発生した日に近い日の最終価格を相続が発生した日の最終価格とします。
例えば、日曜日に亡くなった場合は日曜日が相続発生日となり、翌日の月曜日の最終価格を相続が発生した日の最終価格とします。なお、3連休の中日に亡くなった場合は、連休前の最終価格と連休後の最終価格の平均額が相続が発生した日の最終価格になります。
4つの最終価格を調べる方法を2つ紹介します。
インターネットでYahoo!ファイナンスにアクセスすると、無料で最終価格を調べることができます。また、日本証券取引所のホームページにアクセスすると、月間の最終価格がすぐにわかります。
証券会社に亡くなった日時点の残高証明書を発行してもらうと簡単に4つの最終価格を確認することができます。
非上場株式の相続税評価額を算出するのは簡単ではありません。会社の売上や資産など様々な項目を考慮し、評価する必要がありますので、専門家にご相談することをお勧めします。
非上場株式の相続税評価額を算出したい方は佐藤和基税理士事務所にご相談ください。佐藤和基税理士事務所は相続税専門の税理士事務所で、相続に関する知識や実績が豊富です。
佐藤和基税理士事務所では非上場株式の相続税評価額を見直し、相続税還付に成功した実績もございます。非上場株式の評価額を見直し相続税還付に成功した事例については以下をご覧ください。
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